どーも、はじめまして。
慶應義塾大学理工学部4年の、細川貴英と申します。
好きな鳥は、ダチョウです!
さて、このたび、理工学専門書でおなじみのオーム社さんから、
「微積で解いて得する物理」
という本を出させていただくことになりました。
3月5日発売予定で、定価は1785円(税込)です。
本書では、数学で習う微積をそのまま物理の問題を解く際に利用して、公式の丸暗記の対極にある物理の本質を学んでいきます。
と言うと、「微積とか、だるくね?」などと思われるかもしれませんが、実は、効率的に学びさえすれば、微積を使ったほうが「3つの理由」で受験において有利になるんだぜ、だるくなくね?というのが、本書のテーマです。
つまり、帯にも書いてありますが、
「微積を使わないと損!」
なのです!
どのくらい「ソン」かと言うと、かつて中日ドラゴンズの抑えとしてスライダーを武器に活躍し、北京五輪では韓国代表の監督になっていたあの人ぐらい、ソン・ドンヨルです。
とか、いつまでも言っていると不真面目な本だと思われてしまいかねないので、ここからは真面目に書きますが・・・
本書の内容は、いたって真面目で、受験生の「そこが知りたかった」を網羅した20講と、大学入試の過去問を用いた問題演習9問で構成されていて、ページ数で言うと、全部で288ページです。
僕が高校時代に微積を用いた物理の本を読み漁りながら、「こんなふうに教えてくれる参考書があったらいいのになぁ」と思っていたものを、そのまま形にしたものです。
これから受験勉強を始めようとしている高校生や、予備校での微積を使った物理に挫折してしまった浪人生はもちろん、大学での微積を使う物理に戸惑っている大学1年生も対象にしています。
次に、このブログについて説明します。
本書の中で何問か問題演習を行いましたが、あまり多くやり過ぎると今度は本が分厚くなって持ち運びが不便になってしまうので、問題演習は必要最小限にとどめました。
しかしそれで十分なはずがありません。
更なる問題演習は、このブログ上でやってもらう予定です。
この問題演習は週に1回のペースで行う予定で、普段は私生活の紹介や、読書レビューなどを、気軽に毎日書いていきたいと思っています。
基本的には、物理に興味がない人でも楽しんでもらえる内容にしていきます。
ただし、受験生は、週に1回、必ず真顔でこのブログをチェックしてください。
で、気になるのは、何がラビットなのか?という話ですよね。
たまたまこのページにたどり着いた人もいると思うので、物理とはまったく縁がない人にもわかってもらえるように説明すると、
1.たくさんの公式を何の脈絡もなく覚えさせられる高校物理に辟易している受験生が多い。
↓
2.「でも実は、そんな苦労しなくても、ある1本の公式さえ書けば、微積を使って他の公式が導けるんだぜ」というのが本書のテーマ。
↓
3.その「ある1本の公式」とは、
という式で、「運動方程式」という名前。
↓
4.この式の形を崩したら、ウサギっぽくなることを発見してしまったため、このウサギを「運動方程式ラビット」と命名して、脳内で飼育することにした。
↓
5.「いつでも1本の公式を書けばいい」というのは、つまり、常にこの1羽のウサギだけを追いかければいいということ。
つまり、
「一兎追うものは、いいと思う。」
というのが意味的にも語呂的にも完璧なキャッチフレーズなんじゃないか、と思ったわけです。
それでは、今後とも、運動方程式ラビット共々、よろしくお願いします!
i like the color and the background ...
返信削除後一ヶ月ですね。。
good luck!
大学生なのにすごい!頑張ってください!
返信削除こんばんは。
返信削除ナンが結構腹にたまってます。
こんどはキーマ食べたいです。
そんなところで・・・
ではでは。
心から「おめでと」です。
返信削除私も一花さかせますからね。
著者の本p149(13章、円運動)二つの図ですが、上図では、座標をとっていますが、下図は、座標を表示していなく、具体的に軸の負の向きに速度成分が現れるといっても、下図では、どのように座標を取っているのか分かりませんでした。
返信削除下図の座標は、上図の座標で固定して考えるのですか?
Y軸の設定の詳細は?接線方向?それともX軸に直行している?
下図のvは、微小な時間での出来事と考え、上図の座標に当てはめ考えると理解できなくもないですが・・・
是非解答よろしくお願いします。
「微積で解いて得する物理」
返信削除についてしつもんいいですか?
↑↑ちなみに僕は今年京都大学受験する高校3年です。
返信削除よろしくおねがいします。
この本のおかげで受かりましたw
返信削除本当に感謝感謝です(^^)!