2009年4月2日木曜日

「知の衰退」からいかに脱出するか?


どーも、細川です。
エイプリルフールに一切嘘をつかずに過ごすことに、かっこよさを見出し始めたんですけど。


さて、読書レビューの2回目は、今年に入ってから読んだ本の中で1番良かったと思った本を紹介します。
かねてからの予告通り、
数ヶ月前に読んだ本になりますが、大前研一さんの本です。



「『知の衰退』からいかに脱出するか?」(大前研一・著 光文社)


この本売れてますよね。
まだ読んでいない方は是非。

いかに自分で考えることが大切か。
いかに今の日本は危機に瀕しているか。
それと同時に、いかに日本はチャンスに溢れているか。

こういうことを、教育、政治、税制、経済、IT、英語、メディアなど、非常に広範囲に亘るトピックを通じて、傲慢にも聞こえるけれども論理的過ぎて納得せざるを得ない、いつもの大前節で斬る、というか嘆く、そんな内容です。
本当に、豊富な経験と抜け目のない分析に裏打ちされた文章は、毎度の事ながら読んでいて知的に気持ち良いし、最後の「諦め」の気持ちからユニークな生き方を推奨するクライマックスには、グッときてしまいました。

賛否両論あるでしょうが、誰にとっても読んで損のない本だと思います。
話題の新鮮さを楽しむべき本でもあるので、大学生は授業が始まるまでの余暇にお勧めです。


ではまた!

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